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PowerBI導入事例 日用品メーカー

2021-12-24 12:47:03

クライアント

日用品メーカー。従業員数100人。日本を始め、上海、シンガポール、タイなどアジアを中心に、日用品を販売しています。今後、その他海外への進出を目指し、BIツールで業務改善をしたいとのご希望でした。

課題

課題1. 海外子会社からの報告にタイムラグがある。

この会社では各海外子会社の売上、経費、人件費などの報告にタイムラグがありました。特に月次報告書は2-3ヵ月遅れになってしまう事もあり、子会社の状況が掴めない事が大きな問題となっていました。

また、様々な人の手が加わる事で、データへの信頼性が欠けている点も、経営判断をする上で問題でした。

 

課題2. 在庫管理の不備

この会社では、在庫管理は手作業や目視、その報告もFAXやメールで行なっていました。そのため、報告を受けてすぐに工場で生産しても、出荷する時には状況が変化し、欠品や過剰在庫が出てしまうという問題がありました。

また、「どの国に、どの商品を、どのくらい売るか」などは、過去のデータや経験を参考に社長が決定していました。しかし、膨大なデータを把握する事は難しい上、主観が入ってしまう事もあり、データをより客観的に分析する必要性がありました。

 

導入の成果

ダッシュボードの地図上で、倉庫と店舗での販売及び在庫状況をグラフで可視化できる機能を搭載しました。「どの国で、どの商品が、どれだけ売れたか。どこに、何が、どのくらいあるか」と言う最新の在庫情報を把握できるようになり、各拠点の販売実績に応じた生産調整が実現できました。
また、店舗での状況が詳しく把握できるようになったため、例えば、「タイに置いてあるサプリの賞味期限が近いから、値下げキャンペーンを実施しよう」など、新たな販売戦略にも取り組めるようになりました。

3. 海外子会社データの見える化によるガバナンス強化
一般に海外子会社は言語、文化、商習慣の違いから親会社からのガバナンスが効きにくいという傾向があります。しかし、PowerBIのダッシュボード上では、各データを入力した担当者まで分かるので、データに対し疑問あった場合、すぐに担当者に質問ができます。常に「見られている」と言う意識を持たせる事で、子会社に対する牽制効果が生まれました。

4.情報の深堀りで、問題の本質を見極める
これまでの手法では、「何が起きたか」という結果は容易に知る事ができましたが、「なぜ起きたか」という理由を正確に突き止められないという事が多々ありました。しかし今では、全ての情報がダッシュボード上に集約されているので、例えば気になる経費があった場合、その項目をクリックするだけで「いつ・誰が・何に使ったか」、詳細を瞬時に確認できるようになりました。このように、BIツールで情報を深堀し問題の本質を見極める事で、適切な改善策を取る事が可能です。