インド家電市場が急成長 -25年には2倍に-

インドの家電市場は、2018/19 年度(18 年4月~19 年3月)の 7,640 億ルピー(約1兆 1,680 億円)から、24/25 年度に1兆 4,860 億ルピーへと拡大し、2倍の規模に達する見通しです。

 主要家電の世帯普及率がエアコンで5%強、洗濯機が 12%などとまだまだ低いことから伸びしろは大きい事。モディ首相が推進する「Make in India」政策により、国内への製造拠点の誘致が推進されている事。可処分所得が増加している事。国民の購買意欲が高まっている事。電力と水が安定して供給されるようになっている事など、 様々な理由によりインドの耐久消費財市場は継続して成長すると期待され、2025年までに世界第5位になると予測されています。

 グラフ出典:ジェトロ  市場・商品調査【4】耐久消費財:テレビhttps://www.jetro.go.jp/ext_images/theme/bop/precedents/pdf/marketcondition-tv_20160112_in.pdf

 

一番人気は韓国メーカー

インドの家電市場を牽引しているのは韓国のサムスンとLGの2社で、特にLGが人気となっています。LG電子の2018/19 年度(18 4~19 3)決算は、純利益が前年度比5.5%増の1534,500 万ルピー(234 5,250 万円)の黒字となりました。好調の理由は、「低価格高品質であり耐用年数が長い。アフターサービスが手厚い」などが挙げられます。

日本メーカーではパナソニックの炊飯器が大ヒット

テレビでは韓国企業に遅れをとっている日本ですが、パナソニックの炊飯器が大ヒットしています。

 パナソニックは1988年9月からインド南部のチェンナイで炊飯器事業を開始。それまで炊飯器を使う習慣がなかったため当初は不調でしたが、炊飯と同時にチキンカレーが作れる機能を搭載するなど現地ニーズを汲み取り開発を続けた努力が身を結び、現在では累計生産台数1000万台以上、シェアは6割に達しています。

出典:https://news.livedoor.com/article/detail/15597786/

今後も同社はインドに積極的に事業展開をしていく計画で、インド北部に製造拠点・「パナソニック・テクノパーク」を建設し、2013年よりインド向けエアコンや洗濯機、2018年より冷蔵庫と、「三大白物家電」の生産を開始しています。新工場では、インドで今後需要の増加が見込まれる300350L(2〜3人用)の冷蔵庫を生産しており、現地の食生活に合わせた工夫も多くされています。

例えば、多くのスパイスを収納できる「ビッグドアポケット」。インドはベジタリアンが多く野菜の消費量が多いため、「インド市場向けの冷蔵庫では最大」(同社)の野菜収納スペースを設ける。野菜の鮮度を保てる「フレッシュセーフ野菜ケース」を備える。鍋で煮沸した牛乳を冷蔵庫で保存するインドの習慣を踏まえ、牛乳鍋が丸ごと入るクールスペースも設ける、など現地文化を汲み取った商品開発がされています。

画像出典:産経フォトhttps://www.sankei.com/photo/daily/news/180203/dly1802030020-n1.html

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