インドの食習慣

 

インド人の食習慣は、どのようなものなのでしょうか。具体的に見ていくと、地域や宗教によっても異なります。特に、北インドと南インドでは大きな違いがあります。インド人が何を食べ、何を避ける傾向にあるのか、そして、その理由について解説したいと思います。

インド人の多くの方はベジタリアン

インドは世界の中でもベジタリアンが最も多い国です。ベジタリアンのベジとはラテン語のvegetus(ベジェトゥス)が語源で、「健全な」「新鮮な」「活力のある」という意味です。植物性食品のみを食べるビーガンとは、異なります。「ビーガン+乳製品=ベジタリアン」とも表現でき、彼らは牛乳を飲んだりチーズを食べることはできますが、卵を食べることはできません。

インド人がベジタリアンになる理由とは?

インド人がベジタリアンになる最大の理由は、宗教です。インド人は主に宗教的信条のため菜食主義者となる選択をします。特にヒンドゥー教徒とジャイナ教徒の多くが、ベジタリアンとなります。宗教の根底にある基本原則は「アヒムサ」であり、これは非暴力を意味します。これらの宗教は、生きている動物が食べ物になるために殺されてはいけないという考え方です。

ヒンドゥー教

一般的にヒンドゥー教徒はベジタリアンですが、ベジタリアンの中でもいくつかのセクションに分かれていて、沿岸部ではそれほど菜食主義が強くはありませんが、北部と西部の州はかなり強い傾向があります。沿岸部では一般的に魚を食べます。例えば、ゴアやカルカッタに住んでいるベジタリアンでも魚だけは食べる習慣があります。

インドの中でも、イスラム教徒、クリスチャン、シーク教徒の人々は一般的にベジタリアンではありません。

インド人は何を食べるのか?

野菜や果物を中心に、南インドでは米、ココナッツ、レンズ豆を食べます。北インドでは、小麦ベースの料理を多く食べます。チャパティ、ナン、ロティのようなインドのパンも含みます。魚料理、肉料理で鶏肉や羊肉も食べますが、牛肉や豚肉は敬遠されます。

なぜインド人は牛肉と豚肉を控えるのか

牛肉と豚肉はインド料理には、使われていません。ヒンズー教徒は牛を神聖であるとみなし、動物を崇拝しているためです。彼らからすると、牛を殺すことは罪とみなします。したがって、ヒンドゥー教徒は牛肉を食べません。

イスラム教徒は豚肉を食べず、豚肉を食べる際に使ったスプーンを彼らが使ってはいけません。豚肉の食用禁止は非常に真剣に考えられています。豚肉がコーランによって禁止されており、イスラム教徒は豚肉を食べないという習慣を厳格に守っています。

インド人とアルコール

インド人は主に宗教上の理由でアルコールを飲むのを控えています。 ヒンズー教、ジャイナ教、イスラム教が人々にアルコールを飲むことを制限しています。 これらの宗教は、感覚をコントロールするという哲学に基づいていて、アルコールは人体に悪影響を与え、中毒性があると考えられています。しかし、最近の傾向は変わりつつあります。 多くの多国籍企業がインドで成長し、文化が西洋化するにつれて、多くの若者がアルコールを飲み始めています。 パーティーやビジネスの会食の席でアルコールを飲むことは一般的になりつつあります。

 

 

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