イ ン ド 人 I T 技術者 を活 用 す る

メ リ ッ ト と配 慮 す べ き 点

少子高齢化を支える貴重な労働力として、日本での外国人の雇用が活発になっています。在日インド人の数も増えており、東京都西葛西ではインド人コミュニティが形成されるなど、インド人は日本人の良き隣人として定着しつつあります。

弊社では、インド人IT人材をご紹介しておりますが、彼らの活用にどんなメリットがあるのでしょうか? 今回は、インド人の特徴や国民性を考えながら、そのメリットと、受け入れの際に配慮すべき点を考えていきたいと思います。

メリット1   インド人は、日本人が苦手な事が得意

インドと日本は同じアジアにありながら、文化や国民性などかなり異なります。特に下記の「ポジティブである・英語力が高い・ITスキルが高い」という3点は、インド人自身も長所だと思っている点で、逆に日本人にはそれ程見られない無い傾向です。

ポジティブである インドは国土が広く多民族国家で、南北では習慣もかなり違うものの、インド人は総じてポジティブで好奇心旺盛な人が多いと言われます。そのせいか、海外志向が強く、海外就職を目指す人も多いです。また、学業やビジネスにおいては自身のスキルアップに意欲的で、転職や留学も積極的に行います。このような自己研鑽にアクティブな姿勢が、結果としてスキルアップにつながり、インド人に自信をもたらしています。   

英語力が高い インドでは準公用語が英語となっているため、道路標識や食品表示など日常に英語が溢れており、多くの人が英語を話せます。弊社インド人スタッフも3歳から英語を幼稚園で学んだためネイティブですが、高等教育を受けた人は勿論、商店やレストランで働く一般市民も生活に必要な日常英会話なら話せることが多いです。現代ではヨーロッパだけでなく、アジアでも英語は第二言語として定着しつつあり、英語ネイティブとである事は海外で幅広く活躍したいインド人にとっては大きな強みとなっています。

 ITスキルが高い  国家政策もあり、インドは高度なITスキルを持った若い技術者を多数生み出しています。グーグルやマイクロソフトのCEOを始め、グローバルIT企業でたくさんのインド人が活躍している事から、IT産業はインド人にとって憧れの的であり、IT技術者の層も厚くなっています。

このように見てみると、インド人は日本人に無い個性と特性を持ち合わせており、それらは日本人がやや苦手とするものです。裏返せば、それはインド人にとっても同じ事が言えるた、日本人とインド人は良きビジネスパートナーとして補完し合える可能性が大いにあります。

メリット2   若者が多く、IT人材の層が厚い

日本の平均年齢は48歳であるのに対し、インド人の平均年齢は28歳と、インドは若者の割合が非常に高い国です。ITの世界はスピードが早く日々進歩しているため、それに乗り遅れずついていくには吸収力や柔軟性は不可欠です。若い労働力が豊富にあるインドは、IT人材を育てるのにはうってつけの国と言えます。 

出典:「IT人材に関する各国比較調査 結果報告書平成28年」による。

https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/27FY/ITjinzai_global.pdf

日本の平均年齢は48歳であるのに対し、インド人の平均年齢は28歳と、インドは若者の割合が非常に高い国です。ITの世界はスピードが早く日々進歩しているため、それに乗り遅れずついていくには吸収力や柔軟性は不可欠です。若い労働力が豊富にあるインドは、IT人材を育てるのにはうってつけの国と言えます。

 また、IT技術のレベルが高いことも大きなメリットです。下記図によると、インドのIT技術者の平均レベルは米国に次いで2位であり、中国やベトナムを上回っています。

今後日本が人工知能(AI)、ビッグデータ、モノのインターネット(IoT)に関する高い技術を有した人材が必要になる事が明白である中で、日本は高齢化や人口減少などによりIT技術者不足が懸念されています。この社会問題を解決し、日本に潤いをもたらすのがインドの若い力になってくるでしょう。

配慮すべき点1 :食習慣への理解

上記のとおり、メリットが多いインド人技術者の受け入れですが、その際に配慮すべき点はどんな事でしょうか?

インドは同じアジア圏ではありますが、中国人やベトナム人よりも文化的相違が大きいため、よりサポートが必要となる傾向があります。例えば食事ですが、宗教上の理由から、インド人は牛や豚を食べない・ベジタリアン・酒を飲まない人が多いです。どのくらい厳格に従っているかは人によって多少違いますが、歓送迎会や出張先の食事など配慮が必要となるかもしれません。

配慮すべき点 2 :日本語教育のサポートを

日本で生活していくためには日本語検定4級レベルの日本語能力は必要とされています。4級は、基本的な漢字の読み書き・慣用句(例:さじを投げる、二の次)・謙譲語・尊敬語の使い方が理解できるレベルですが、インド人が独学でここまで到達するのは難しいかもしれません。日本語がいま一歩という人材を採用する場合は、日本語教育支援や英語が話せるメンターを配置する必要があるでしょう。

配慮すべき点 3 :  労働観の違いを理解する 

経済産業省による「IT人材に関する各国比較調査結果報告」によると、IT産業はインドの若者にとって憧れであり、インド人技術者は自分の仕事に大きな夢を持っています。また、日本のように文系からの転身は少なく、大学でしっかり情報工学などを学んだ学生がIT産業でキャリアを積むことがほとんどで、若くして高い技術力を持ち、その専門性の向上を重視する傾向があります。そのため、日本企業の中には「新人や若者にはまず雑用」という風土が残っているところもあるかもしれませんが、これはまずインド人には受け入れられません。

 

また、インド人はアメリカ人同様、終身雇用という価値観はなく、転職は「より良い条件の仕事を求め積極的に行いたい」と考えています(下グラフ参照)。 高い技術があるにも関わらず雑用を命じられれば、キャリア形成につながらないと、離職してしまう事もあり得るので、給与だけでなく、業務がその人材のキャリア形成に良い影響を与えられるか等も事前に丁寧に話し合う必要があるでしょう。 (出典:IT人材に関する各国比較調査結果報告平成28年6月10日) https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/27FY/ITjinzai_global.pdf)

加えて、インド人は家族をとても大切にしており、家族ための遅刻や早退は当たり前としている人も多くいます。また、サービス残業・長時間労働・有給を取りにくいなど、日本ではありがちな事にも抵抗感を持つ人も多いため、彼らの意見に耳を傾けつつ勤務体制を見直していく必要があります。休暇に関しても、ゆっくりインドに帰省して家族との時間を大切にしたいと考える気持ちに寄り添い、例えばリモートワークしながら長期帰国を認めるなど柔軟になる事も大切になってきます。

 初めてインド人材を受け入れる時は、様々な不安があるかもしれませんが、若く優秀な人材がもたらすメリットは計り知れません。弊社東京事務所では、日本語堪能で日本文化を熟知したインド人スタッフが常駐し、日本語が話せるインド人材のご紹介をしております。ご興味のある方はいつでもお気軽にご相談ください。

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