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Power BIで業務改善 データをビジュアル化してスピード感ある開発を

Power BI活用で業務改善 データをビジュアル化してスピード感ある開発を IT業界の技術進化のスピードは、その速さからドッグイヤー(dog year)と言われています。これは犬の成長が早く、犬の1年は人間の7年に相当する事から来ていますが、それは他社より7倍のスピードで開発しなければ競争を勝ち残れないという事も意味しています。より早い開発が求められれば当然、意思決定にも相応のスピード感が求められますが、弊社ではこのスピード感を実現するにあたり、マイクロソフト社のPowerBIを活用しています。 画像:https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/ PowerBIは、データを直感的にわかりやすいビジュアルにして見せることができるSaaS サービスで、売上や在庫などの各種データの処理をし(抽出・変換・結合など)、それらをグラフなどで視覚化しわかりやすいレポートにする事を得意とします。このデータ傾向から気づきが得られる事で、迅速かつ最適な意思決定が可能になり、業務改善が期待できます。これらのデータは、クラウドでもオンプレミスでもどこにあっても調べることができるため、時間や場所を選びません。 PowerBIは様々なソフトウェアと連携し、どんなデータもチャートやグラフに変換できる所も魅力です。PowerBIでは、取り込んだデータは自動で様々なグラフや表などで表示されますが、Salesforce、Adobe、Dynamics、Google analytics、Share ...
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コロナ禍のインドの状況は?

2020年11月におけるインド・コロナ禍の状況は? 出店:https://www.cnn.co.jp/world/35157280.html 10月14日、新型コロナウイルス感染者数がアメリカに次いで世界で二番目に多いインドでは、「ディワリ」が行われました。ディワリはヒンドゥー教暦の新年を祝う日で、この期間は各地に散らばった家族が一堂に集まり、食事をしたり買い物を楽しんだりします。 インドでは、夏から秋にかけてお祭りシーズンとなっているのですが、夏に自粛をした反動がディワリシーズンで来ているようです。 そのため、9月中旬以降、インドでは新規感染者数は減少していましたが、11月に入って首都デリーなどではクラスターが発生。新型コロナウイルスの1日の感染者数が8000千人を超えるなど、感染の再拡大が懸念されています。 インドのリモート開発の状況 2020年11月現在、インドのロックダウン措置は、新規感染者数が9月中旬をピークに減少傾向にある事から、段階的に緩和されています。しかしインド情報相は、IT企業へ2020年12月末まで在宅勤務するよう通達しており、インド大手IT企業のTATA、Infosys、Wiproの90%以上の社員は、現在もリモートワークを実施中です。中でもインド最大手のTATAは、2025年まで全45万人の従業員の内、75%の在宅勤務を継続させる方針を発表しています。  このような状況の中で、「グローバルジャパンでは、どのように開発を進めていますか?」とお客様からご質問をいただく事がありますが、元々、インド人エンジニアはアメリカとのオフショア開発での経験が長く、日頃からリモート開発を行ってきたため、原則在宅勤務で変わらず開発を進めております。 下の図は、2020年7月、ライムライト・ネットワークスがロックダウンの際にリモートワークを行った日本、韓国、シンガポール、インドのアジア4ヵ国の1,000人のプロフェッショナル対象行った調査です。 これによると、リモートワークにおいて会社が用意したシステム環境について、「システム的な問題はなかった」と回答したのは、インド56.3%、日本40.2%。 ...
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インドのキャッシュレス決済市場の拡大

インド、キャッシュレス決済市場の急拡大 出展:経済産業省 「キャッシュレス決済を取り巻く環境の変化と本検討会で議論いただきたい点 」2020年6月10日   https://www.meti.go.jp/press/2020/06/20200612006/20200612006-4.pdf  近年、日本ではキャッシュレス決済市場は急速に拡大しており、2008年から2018年までの10年間で支払額比率は12.2%上昇しています。しかし、世界的に見てみると、日本のキャッシュレス決済の浸透率は約20パーセントと、主要各国の水準には程遠い状況です。  ではインドはどうでしょう。実はインドはほんの数年前までは日本以上に現金主義でしたが、2016年以降、オンライン決済の利用が3倍に増加。短期間で日本よりキャッシュレス化が一足先に進んだ状況となっています。  出典:The Times of India  https://timesofindia.indiatimes.com/business/india-business/payment-apps-face-uphill-battle-to-turn-india-cashless/articleshow/70702800.cms  ...
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インドオフショア開発におけるDevOpsの活用

インドオフショア開発におけるDevOpsの活用 DevOpsとは? 近年、目まぐるしく変化するIT市場において、ベンダーにはこれまで以上にスピードと柔軟性が求められていますが、近年、DevOpsという新しい手法を用いてそれを実現しようとする試みが広がりを見せています。DevOpsとはソフトウェア開発の概念で、開発チーム(Development)と運用チーム(Operations)が協力しあって開発を進めていく取り組みです。一般的に、システム開発では「開発チーム」と、IT基盤やインフラの運用やアプリケーションの保守を担当する「運用・保守チーム」に分かれます。しかし立場の違いから衝突が起こることも珍しくなく、チームを分ける事で情報の共有が進まず、効率化やイノベーションが阻害されるデメリットもありました。これらの問題を解決し、ユーザーの利便性と製品価値を高めるためのプラクティスとして、DevOpsが取り入れられるようになりました。 右図:DevOpsのイメージ図。開発、運用、品質保証が交わる部分をDevOpsとしている。 出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/DevOps インドを始め世界では既にDevOpsの考えは定着し、弊社専属のインド人エンジニア達もこれを導入しながら開発に当たっています。今回は、DevOpsの特徴と導入メリットに加え、彼らがオフショア開発で活用しているDevOps用のツールについてもご紹介致します。 DevOpsの特徴と導入のメリット DevOpsは、基本的にアジャイル開発を取り入れることで完成するため、「要件定義・設計・開発・実装・テスト・運用」といった小さいサイクルを繰り返して進められます。従来のウォーターフォール開発と比較して変更や修正が容易なので、世の中のサービスの変化や競合へ素早く対応できるメリットがあります。 DevOpsにはスピード感が要求されるため、ソフトウェア開発環境やテスト環境、テスト手順などを極力自動化していきます。自動化によりソースコードの変更後に速やかなデプロイとテストを行え、問題の早期発見につながります。アプリケーションをデプロイする頻度を増やしたり、製品をリリースするまでの時間を短縮したりすることで、より短い時間で高品質なソフトウェアを開発できます。 出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/DevOps DevOps開発プロセスのイメージ図。短いイテレーション(反復)を繰り返す。 ...
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「インド人はすぐ辞める」は本当か?  インド人の定着率がアップする4つのポイント 

「インド人はすぐ辞める」は本当か?   インド人の定着率をアップさせる4つのポイント 今日、外国人材の活用はどの業種でも広がり、在日外国人数は増加傾向にあります。しかし、外国人材を採用した企業の中から、「外国人はすぐ転職してしまう」、と言う悩みの声が聞こえてくることも。 今日、外国人材の活用はどの業種でも広がり、在日外国人数は増加傾向にあります。しかし、外国人材を採用した企業の中から、「外国人はすぐ転職してしまう」、と言う悩みの声が聞こえてくることも。  リクルートのGlobal career servey(2013)がアジアを中心とする9カ国を対象とした転職回数に関する調査を見ると、20代で転職を1回経験した割合は、各国それ程大きな違いはありませんが、2回以上転職した割合を見ると、日本は9カ国の中で一番少なくなっています。世界から見ると、「日本人はあまり転職しない」と思われるのですが、日本側からすると逆に「外国人はすぐ辞める」という話につながるのかもしれません。  では、なぜインド人は転職に積極的なのでしょうか?どうすれば離職を避ける事が出来るのか、その解決に役立つ5つのポイントをインド人の価値観や習慣から考えてみたいと思います。   出典:リクルート GLOBAL CAREER ...
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Eコマース市場拡大とアマゾンのインド進出

  eコマース市場の拡大と  アマゾンのインド進出平成28年の総務省の情報通信白書によると、世界の商取引額は、2015年時点で約22兆ドルに達しました(eMarketer調査に基づく)。そのうち、eコマースによる取引額は2015年で約1.7兆ドルに達していますが、これは商取引額全体でみると1割弱であり、今後の成長が期待されています。 同様にインドにおいても、eコマース市場は 2000 年代後半から徐々に規模を拡大し、2016 年には 300 億ドルを超えました。この背景には、下記の3つの理由が挙げられます。 (1)小売市場の拡大 : インドは人口増加と中間層の台頭により、小売市場が2010 ...
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インシュアテックで保険業界が変わる! AIが作り出す新しいビジネスの形とは? 

インシュアテックで保険業界が変わる!AIが作り出す新しい仕事の形とは? 画像出典:https://docs.microsoft.com/ja-jp/archive/blogs/jpai/newinai-190603-ai-automotive-industry?ln=ja-jp AI活用で自動車事故対応が迅速に IT技術の活用で私たちの暮らしは格段に便利になっていますが、近年、AIなどの情報技術を利用して業務改善を図る動きが保険業界で高まっています。 IT技術の活用で私たちの暮らしは格段に便利になっていますが、近年、AIなどの情報技術を利用して業務改善を図る動きが保険業界で高まっています。  人口約13億人、2027年までに人口世界一になると予測されているインドでは、自動車の普及が進んでいます。それと共に交通事故も多発。毎日2億3万台の乗り物が事故に遭い、1200件の自動車事故が起こっています。また、インドの2018年の交通事故死者は約15万人で、この数字は日本の約43倍にもあたります。 このような事情から、保険金の請求件数も急増し、保険が下りるまでに何日も契約者を待たせてしまうことがあるという問題を保険会社は抱えています。 そこで、インド第2位の大手保険会社ICICI Lombardは、この問題解決のため、マイクロソフト社と共同で、インド初のAI自動車保険アプリ「Insure」を開発しました。 開発は、ICICI ...
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『2019年〜2020年のインド経済状況』 19年は停滞も、日系5割が20年は回復と回答

2019年〜2020年のインド経済状況 19年は停滞も、日系5割が20年は回復と回答 2014年よりモディ政権が発足して以降、インド経済は順調に成長し、2018年4〜6月(第1四半期)にはGDP成長率8%ありました。  しかし、2019年後半の現在では停滞。インド統計・計画実施省の発表によると、19年度第1四半期(4~6月)の実質GDP成長率(2011年基準)推計値を前年同期比5.0%。これは2013年以来6年ぶりの低水準となります。  しかしながら日系企業の5割が20年は利益回復とアンケートで回答。政府の積極的な景気刺激策やインド市場の持つ可能性への期待もあり、20年の景気は上向きと予測されています。 今回は、停滞の現状と2020年の見通しについて述べたいと思います。 月次:期間:2014年8月~2019年8月、GDPは四半期、前年同期比出所:ブルームバーグのデータを使用してピクテ投信投資顧問作成 出典:https://gentosha-go.com/articles/-/23577 金利について インド準備銀行(中央銀行)は2019年10月4日に、政策金利であるRBIレポレートを5.40%から0.25%引き下げ年5.15%としました。利下げは5会合連続となります。 ...
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拡大するインド人材雇用 〜地方企業も採用に乗り出し〜

拡大すインド人材雇用                    ...
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日産COOにインド出身グプタ氏が就任

日産COOに、インド出身のグプタ氏が決定 2019年10月9日、日産自動車の次期COOにインド出身のアシュワニ・グプタ氏(49)が就任する事が発表されました。今回は、ホンダ、三菱、日産と、これまで20年以上も日本の自動車業界でグローバルに活躍してきた同氏についてお伝えいたします。 グプタ氏の経歴 1970年9月15日生まれ。インド北東部のデヘラーデドゥーン出身。 ジャワーハルラール・ネルー大学にてエンジニアリングを専攻。同大学は、研究型国立大学で、特に社会学科はインド最高峰として高い評価を受けています。 インシアード(INSEAD)で学位取得。インシアードは、フランスの名門ビジネススクールで、MBAプログラムはFinancial timesのglobal MBA rankingにおいて2016-2017で2年連続1位を獲得。世界80カ国以上から学生が集まるグローバルな環境で、卒業生は政財界で活躍しています。  1992年 民間セクターにおいて、開発および購買でキャリアをスタート ...
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